1年半

今日、利用者さんがなくなった。

1年半私が今の会社に戻って直ぐ入り始めた利用者さん。

おじいちゃんだけどハンサム!

最初は苦労した。

トイレ介助大変だった…

だけど、いつも最後にまた来てね。

待ってるからって言ってくれた。

 

今年に入ってから状態は悪くなってトイレに行けなくなりベッドでのオムツ交換。

どんどん、弱くなっていった。

 

今週火曜日に入った時うつろな感じだったけど…また木曜日来るから待っててねって言った。

いつもと変わらずまた来てね。

待ってるからって。

それが、最後の会話になった…

 

悲しかったー。

死んだら話さなくなって姿もなくなる。

また、会えるって思ってた。

居なくなってからあれしてあげたら良かったとか思う。

1年半の関係でそう思う。

やっぱ、毎回全力で向き合わないといけないなって思った。

 

あのおじいちゃんの人生いいものだったかな?

最後どんな風に思ったかな…。

家族にみとってもらえたから良かったかな。

 

今日はいろんな事を考えた。

複雑だった。

 

介護、ある意味…死を目前にした人たちと向き合う仕事。

でも、割り切れないな私には。

 

血も繋がってないしお互いに知らない事も多いけど。

あのおじいちゃんが亡くなって私は悲しい。

 

ありがとうって最後にいいたかった。

せめて、お線香…あげに行けたらいいな。